移民
1928年にビセンテ・クティーニョは「プロアのタニータ」(舳先のイタリア娘)の歌詞を書きました。
アルゼンチンに向かう
舳先のイタリア娘よ
そんなに気取っていると
船から落っこちるぞ
タンゴ「Tanita de la Proa」に着想を得たこの場面は、若いイタリア娘の船旅、ブエノスアイレスへの到着、アルゼンチンのクリオーリョとの出会いについて語っています。
この場面は、移民のおかげで、「カンツォネッタ・ナポレタナ」からタンゴへ、ここでは有名な「トルナ・ア・スリエント」からそれほど有名ではない「ミ・ブエノス・アイレス・ケリド」へと向かう、本当の音楽の旅を提供してくれます。
実際、タンゴの歴史において、移民は非常に重要な役割を果たしてきました。 ヨーロッパとアルゼンチンの 2 つの文化の出会いは、最初に移民に人気のあるワルツのリズムにのって、次にタンゴの起源であるブエノスアイレスの典型的な音楽形式である「ミロンガ」のリズムにのって発展します。
演奏
“TANITA DE LA PROA” (Salvatore Merico)
「タニータ・デ・ラ・プロア」(サルバトーレ・メリコ)
Libertad Lamarque (chant)
リベルタ・ラマルケ(歌)
Medley “TORNA A SURRIENTO” (Ernesto De Curtis) et “MI BUENOS AIRES QUERIDO” (Carlos Gardel)
メドレー「トルナ・ア・スリエント」(エルネスト・デ・クルティス)と「ミ・ブエノス・アイレス・ケリド」(カルロス・ガルデル)
Fabrizio Mocata (Arrangement et piano)
ファブリツィオ・モカタ(編曲とピアノ)
“CORAZON DE ORO” (Francisco Canaro)
「コラソン・デ・オロ」(フランシスコ・カナロ)
Quintette Pirincho
キンテート・ピリンチョ
“EL ESQUINAZO” (Angel Villoldo)
「エル・エスキナッソ」(アンヘル・ビジョルド)
Orchestre Juan d’Airenzo
ファン・ダリエンソ楽団